前回ぐだぐだだった分、今回は真面目にやれよ。 | |
うん。オレ頑張るよ。 オレのこと見ててね、アルト! |
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……気持ちが悪い。 | |
なんでノエルはよくて俺はだめなんだよ。差別だ。 | |
区別ですよ。 | |
ねぇ、なんかすごいひとがきたよ。 |
やぁやぁ、待たせたね。 | |
なんというか……。 いや、失礼。こんにちは。 |
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…とりあえず、名前を教えてくれるか? | |
おや、ボクの美しい名前が知りたいと、そういうことかい? | |
いや、別に。 | |
ふふふふっ、しかたがないなぁ。 そんなに言うなら、教えてあげよう。 |
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言ってねぇし。 | |
ボクの名前はメルレーンさっ! 一番星に向かって、毎日10回唱えるといい。 |
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なにかいいコトあるの? | |
きっと豊かな気持ちになれるよ! | |
……がっかりだ。ハリマヤ橋よりがっかりだ。 | |
それで、メルレーンさんは一体何者なんですか? | |
見ての通り、ボクは愛のキューピッドさ! | |
……。 | |
……。 | |
……。 | |
? | |
絹のような髪、白磁のような肌、慈愛に満ちた面ざし、 どれをとっても正に天使そのもの! 神が与えたぁ〜ボクの美貌は〜まさに奇跡ぃ〜〜♪ |
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……。 | |
……。 | |
……。 | |
?? | |
次行くぞ。 |